ふつうの日記

新しい職場の近くに激安スーパーを見つけたので嬉しい。

半分サイズでも2kgくらいありそうな白菜が99円とか小ぶりのニンジンが5本入って248円とかで売っている。

カントリーマアムのファミリーパックなんか税込192円くらいで売っている。最高。

勢いで白菜を買ったら帰りの電車がつらかった。

 

今日は帰宅したら婚約者が夕飯を一品作ってフローリングを掃除してくれていたので嬉しかった。

社交不安障害(SAD)だった時の話

年々記憶があやふやになっているので自分のことを記しておく。

2006年〜2013年頃までうつ病と社交不安障害(SAD、当時はまだ社会不安障害と呼ばれていたと記憶している)を患っていた。現在は寛解しているが、感情の浮き沈みは多少ある。

 

きっかけとなったのはおそらく高校進学後、新しい環境に馴染めずしだいに登校できなくなっていったことだと思う。自主退学の少し前に心療内科を受診して精神安定剤を処方されているが、この時にはまだ医師から具体的な病名を聞かされてはいなかった。

高校をやめる直前の、夏頃あたりは家から全く出ることができず、足の筋肉が落ちてうまく歩けなくなるほどであった。その後フリーターとなり、細々とアルバイトをしながら通信制高校に通ったり、やっぱり通えなくて通信制高校も退学したり、極めて憂鬱な日々を過ごしていた。

つらい労働の合間の唯一の楽しみが同人活動だった。当時ハマっていた漫画の二次創作イラストを描いては自分で作成したWebサイトを毎日のように更新していた。(余談だが、この頃覚えたHTMLとCSSの知識が役立って後にWebデザイナーになった。同人誌も作っていたのでチラシ制作や名刺作成などの仕事も多少できた。制作会社にいた頃に寛解していたはずのうつ病が再発した話はまた別の記事で書きたい)

 

地元の小さな会社で事務アシスタントをしていた2008年頃に再び病状が悪化し通院し始めた心療内科で「うつ病および社会不安障害(当時の病名)」の診断が出た。具体的な症状としては不眠・抑うつ・慢性的な倦怠感・自傷行為希死念慮など。また、SADに特徴的な症状として人混みへの恐怖・外出することへの不安・人前で話したり文字を書くことへの不安・そこからくる震えなどが出ていた。

医師が言うにはとても働ける状態ではないほどだったと言う。しばらく通院しても病状はよくならず薬が増えていき、一日中起き上がれないような日も出てきた。

 

2009年の秋から、わたしは当時の勤務先を半年〜一年近くほど休職した。病気のせいか薬のせいかはわからないがその時の記憶はやや断片的で、時系列もだいぶあやふやである。当時ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバーにハマり、個体値厳選と育成に900時間を超えるプレイ時間を費やした末にブラック・ホワイトもプレイしたことだけは鮮明に覚えているので、やっぱり一年近く休職したのかもしれない。とにかくそれ以外の記憶があやふやだし、収入も貯金もない状態をどうやりくりしていたのかも不明だ。ポケモンカードせどりをしていた記憶は少しある。

 

当時19歳。高校生活の思い出もなく、ただただ孤独感があった。ヤフーオークションで「ポケモン ぬいぐるみ」と検索して毎日全部のページを見ていた。ぬいぐるみは100体以上集めた。完全に孤独で気が狂っていた。

わたしには精神的に不調なとき、自分の周りに膜ができているような、ひたすら辛いのにどことなく現実感がないような感覚がある。自分のしていることを他人事のように思う時もある。ブレーキがきかない乗り物を運転しているような感じで、自分がどこに進んでいるか、どこにたどり着くのかがまったく見えない。

孤独でしかたがないのに、誰にも会いたくない。どこにいてもひとりぼっちに感じるのに、絶望感だけがぴったりと背中に張り付いている。

そうして10年ほどじっとりとした不安が頭から離れない日々を過ごして、人生をだいぶ遠回りしたと思う。

 

また次の記事で寛解するまでを詳しく書きたい。今日はここまで。

豚足を食べたら前歯が折れた時の話

久々にクソみたいなブログでもやりたいなと思い開設しました。自己紹介とかそういうのをどう書いたらいいのかわからないのでとりあえず豚足を食べたら前歯が折れた時の話をします。

 

豚足を食べたら前歯が折れた時の話

 

2017年の11月4日、わたしは都内某所で当時付き合っていた男とデートを楽しんでいた。名古屋-東京間の遠距離恋愛だったため、月に一度しか会えない。わたしは浮かれていた。ディナーとして連れられるがままに入った焼肉屋で、相手が注文した豚足を勧められるがままにかじった。

かじった瞬間に、口の中でボキッという鈍い音がした。骨でも噛んでしまったかと思い、口を話すとそこには変わり果てた前歯の姿があった。

 

何が起こったか、一瞬よくわからなかった。数秒の間を置いて、わたしは状況を理解した。ウォーキングブリーチの処置中だった方の前歯が真ん中あたりから折れている。

ウォーキングブリーチというのはホワイトニングの一種で、神経が死んでしまって失活した歯に裏側から穴をあけて薬剤を流し込んで蓋をして、数週間ごとに薬剤をとりかえて内部から漂白していく方法である。この方法は歯を広範囲で削るためダメージが大きく、衝撃で折れたり欠けたりする恐れが少なからずあるというのは歯医者へ行く前に調べたときから知っていたし、日常生活でもなるべく前歯に気を使って2ヶ月ほど過ごしていた。

ちなみに、歯医者へは自転車で片道40分もかけて通っていた。それくらいわたしは前歯が黒ずんでいることを気にしていた。今思うと、そこまで気にしているのなら初めからラミネートなどの方法で済ますべきであったが、治療費が高額になる。歯医者に通うためにバスすら使わない赤貧の女である。歯科医はとても優しく丁寧に施術してくれたし、最善を尽くしてくれたが、安価に済ませようとしてしまったことと、油断して豚足を食べてしまったのが運の尽きであった。

 

わたしは当時ホステスをしていたので、折れた前歯を見ての第一声が「どうしよう!これじゃお店出れないじゃん!!」だったのだが、今思うとちょっとどうかと思うし、パニック状態のわたしを尻目に当時の恋人が焼肉を続行したのもどうかと思う。

前歯がスカスカのまま一通り食事を終えたころ、時刻は19時を過ぎようとしていた。焼肉を続行したせいで歯医者の受付終了時間が軒並み過ぎてしまっていた。ここは東京だ。かかりつけの歯医者もない。前歯を失うというのは本当にショックが大きい。

不安でみじめで、わたしが待合室でさめざめと泣いていると見かねた歯科医が特別に応急処置をしてくれたが、あの時の恩は一生忘れないであろう。

その後地元でセラミックの差し歯にしてもらったが、12万円くらいかかった。そもそもうつ病を患っていた時に虫歯を放置しまくって失活したのが最初の間違いだったのだが、当時は判断能力がまったくなかったので悔やんでも悔やみきれない。

歯は一度悪くなると無限にお金がかかる。みんな前歯を大事にしてほしい。

 

折れた前歯

折れた前歯

折れた歯の写真を掲載して結びとする。

twitterのステッカー機能で精一杯ポップに加工したが見るも無残である。

今見ても悲しい。